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2017.08.24 11:13

2017年08月18~20日 夏季キャンプ(箱根の里)ビバークテント

8月18~20日の日程で団キャンプが箱根の里で行われました。

ベンチャー隊は、基本はボーイ隊本部に奉仕要員として参加している事を
パイオニアリングのところで記載しましたが、もう1つ課題がありました。
それは「ビバークテント作成と宿泊」です。

ビバークとは、登山や探検、野外活動における野宿の事です。
また予期せぬ事態で緊急避難的に行なわれるものも含みます。
現在「減災」をテーマに活動しているので、それも踏まえて
ブルーシートで簡易テントを作成し、宿泊する訓練を行いました。

テントを立てるのに必要なのは、
ブルーシート 1枚
竹 180cm  1本
PPロープ  5mほど
ペグ 5本あれば何とか

災害時でも手に入るようなもので、しかも簡単に作れなければ
意味がありません。

製作時間は2人で、約5分もあれば十分です。一人でも立てられます。

実際、この日に3人のスカウトが宿泊しました。

ビバークテントは色々な形がありますが、最低限、夜露がしのげて
休むことが出来る場所を確保する事が基本です。
11月に予定されている活動にて、別のものを立てる予定。





2017.08.24 18:45

2017年08月18~20日 夏季キャンプ(箱根の里)パイオニアリング

8月18~20日の日程で団キャンプが箱根の里で行われました。

ベンチャー隊は、基本はボーイ隊本部に奉仕要員として参加をしますが
その中でも、自分たちで課題を持って参加しています。

今回の課題は「パイオニアリングとビバークテントでの宿泊」です。

パイオニアリングについて
隼章取得課題として、パイオニアリング(大型構築物の作成)というのが
あります。今回は3名のスカウトが、それに参加をしました。
事前隊集会にて、割り箸で模型を作り、自分たちが作るものを想像します。



これが意外に大変!でも、設計図がないので、この作業は非常に大事です。


実際は長さ4mの木材を使って作ります。縛るロープは、荒縄を使用。
全員ボーイスカウト時代には1級章、菊章を取得しており、ロープワークには
心配ありません。

平面時の作業は問題ありませんが、作業が立体になってくると3人では本当は人手不足です。

そんな事言ってられないので、やるしかありません。


この日は時間的に余裕がなかったので、昼食は弁当持参で対応。

暑い中の作業だったので、水分補給も大事です。

足場になるすのこを取り付け中。資材が足りなかったので、木材と竹を交互に入れて対応。

準備が出来たら、張り綱を4カ所に取り付けて一気に立ち上げます。

とにかく重くて、立ち上げるのに一苦労しました。

製作状況を、タイムラプスで!


何とか完成しました。
 
地面が若干斜面だったので、全体にちょっとねじれた歪みが出てしまいましたが、
ちゃんと縛ってあるので、倒壊する危険は限りなく少なかったです。
 
と言うより倒れない自信はありました。

残念ながら、梯子の間隔が広すぎてカブスカウト隊に上がって貰う事は出来ませんでしたが

大人数が乗っても大丈夫でした。
2017.08.24 17:45

2017年08月14日(月) ブロックフォーラム

8月14日(月)、御殿場第6団のスカウトハウスにて、
東部ブロックの会合が行われました。
これは、ベンチャーフォーラムの議題である「減災について」話合い、
そして実行に移すための会合です。
三島第5団より2名のスカウトが参加をしました。
決定事項は、11月に減災キャンプを行い、年明けに山の間伐実施に向けて
プロジェクトを立ち上げるという事でした。



ベンチャー隊、頑張ってます!
2017.08.14 18:41

2017年08月11日 吉田口登山道~富士講の足跡を訪ねて~

8月11日(金)、山梨県側にある富士山登山道吉田口ルートの0合目スタートという
ベンチャースカウトの個人プロジェクトが行われました。

江戸時代、富士山信仰が一世風靡し「冨士講」と呼ばれる巡礼者が富士山を登りました。
その足跡を辿るプロジェクトです。現在は5合目(バスやマイカー等の交通手段で行ける
場所)から富士登山を始めるのが主流ですが、あえて古道を選んだのは、富士山の歴史を
知るというプロジェクトだからです。

当日の朝6:40、吉田口の出発点となる浅間神社北口本宮からのスタートです。

参道は、あいにくの天気で霧に覆われていて、幻想的に見えます。

やがて鳥居が見えてくると

その奥には、立派な神殿が見えます。ここは富士山が世界遺産となるための構成遺産と
して登録されています。

神殿の裏手から、登山道が始まります。


馬返しと言われる場所までは、ひたすらまっすぐな道が続きます。

しかも車が通行できるように、整備もされています。何となく「これが登山道か?」と

思われる方もいるかと思います。

登山道は舗装された道になっていますが、並行して遊歩道もあります。



こちらは本来の登山道ではありませんが、安全を配慮しての道だそうです。
あえて、今回は安全に注意して、舗装された登山道を進みました。

一時間あまり歩くと「中の茶屋」に到着します。

茶屋といっても、休憩できる場所が特にある訳では
ありません。「昔、ここに茶屋があった」という史跡のみです。

当時の富士講が作った石碑が残っています。

手作り看板の距離や時間は、あくまでも目安程度に考えていた方が良いでしょう

富士山登山道では
茶屋・・・休憩が出来る場所
小屋・・・宿泊できる場所
という感じで、使い分けていたようです。

中の茶屋を過ぎると、道も細くなってきます。

大石茶屋跡地を散策

掲示板には、当時の写真と状況が書かれています。

出発から2時間40分、移動距離8km、やっと馬返しに到着。標高差は600m。
ここまでは交通手段で来ることは可能なのでここから出発する登山客も多いようです。

ここには唯一、人がいる休憩所(大文司屋)があり、無料で麦茶を振舞っていました。

この日は、たまたま「山の日」だったので、絵葉書もいただきました。

ここから本格的な登山道となります。

かなり整備されているので、歩きやすいです。

一合目「鈴原社」に到着。



石畳や階段が整備されています。



2合目の「冨士御室浅間神社」神殿に到着。倒壊寸前で立入禁止。




3合目「見晴茶屋」に到着。こちらも倒壊していました。



「見晴」というだけあって、本来なら木々の間から景色が見れるのでしょうが



この日は何も見えませんでした。

登山中に、上から折れた木が落下してきました。

注意が必要です。

4合5勺「井上小屋」に到着。5合目と書いてありますが、現在では4合5勺の位置です。


富士守稲荷の前で、昔と同じ構図で撮影してみました。

「中宮三社」と呼ばれていた三社の中で、今残っているのは富士守稲荷のみ。

最後は、きれいな石段を登って行きます。


やっと人のいる山小屋5合目の「佐藤小屋」に到着。




横を見ても

山頂を見上げても

ずっと霧の中でした。

スバルライン5合目に移動してきた時、一瞬ですが青空が見えました。

本日のゴールです。

スバルライン5合目は、相変わらず原宿のような賑わいを見せていました。

そんな片隅で

ベンチャーの昼食は、やっぱりこれでしょう!

7時間強の、全く座る事が出来ないプロジェクトでした。
2017.08.12 15:39

2017年08月06~07日 富士登山(山頂~下山編)

7日はご来光も見る事が出来ました。

5合目で日の出の時間を確認していたので、それには十分間に合うよう
余裕を持って登ってきました。
富士宮口は微妙に岩に隠れてしまうので、立ち位置を見極めないと、
ちょっと見逃してしまう可能性があります。ベンチャースカウトたちは、
向こうの岩場まで行ったようで、気がねせずに見られたようです。
きれいな雲海も見られました。

日の出間近の剣が峰

ポテトチップスも破裂せずに、山頂まで来ました!


山頂は天気が良いものの、気温は5℃前後。しかもかなりの強風だったので、
今回は活動するのに一苦労でした。それでも、温かいものは口にしたいもので、
カップラーメンとホットコーヒーで暖を取りました。

その後は一気に睡魔に襲われ、ご覧の通り。


スカウトが寝ている最中に、指導者で下山ルートの確認をしました。

予報では、午前9時以降急激に天候が悪くなると出ていたので、その辺のところを協議。
結果、御殿場口~プリンスルートを断念し、富士宮口をそのまま下山する事にしました。
山頂出発は、9:00を予定。
今年はあまりの寒さと、下山時間短縮を考慮し、山頂での制服着用は断念しました。

早々に下山するよりも、剣が峰にアタックしたいというスカウトの希望もあり


最高地点の剣が峰を目指します。

火口内に残る万年雪


「馬の背」と呼ばれる場所からの眺望
愛鷹山に雲が掛かっているので、三島からは富士山が見えていないはず?


田子の浦の海岸線は、きれいに見えました


6合目以上は「焼山」と呼ばれる所以は、この山肌にあるのでしょう


小さく見えるのが、富士宮口5合目。標高差は1400mもあります


最後の力を振り絞って、馬の背を登り剣が峰3776mを目指します。


ついに到達!

隊旗を広げて、記念撮影

指導者も、一安心


本当の最高地点は、こちらです!





南アルプスも見えましたが、その向こうには、怪しげな雲が・・・
台風が、こちらに向かってきている!?


76年ぶりに立て替えられた、真新しい鳥居の下で記念撮影をして

下山を開始します。


少し下ると、万年雪が眼下に現れ

振り返れば、先ほどまでいた山頂があっという間に


日中だと万年雪が、はっきり見られます


万年雪を過ぎた頃には、既に雲の中です


元祖7合目。視界はかなり悪いです。

隣の子どもは、かなりのお疲れモード💦

下山はずっと雲の中で、風速15mくらいの風を受けながらの移動でした。
当然視界は悪く、数メートル先が確認できないほどです。

今回初めて気づいたのですが、視界が遮られると距離感が全く分からなくなり、
頼りになるのは経験と行動時間だという事です。


全身ずぶ濡れになりながらも、無事に戻ってこられました。


2017.08.12 09:51

2017年08月06~07日 富士登山(出発~登山編)

台風5号の影響がかなり心配されましたが、8月6(日)~7日(月)の日程で富士山へ
登ってきました。以前から計画していたグループプロジェクトで、今回は3人の
スカウトが挑戦。支援に、指導者が3人ついて計6人です。

今回の登山計画は
富士宮口5合目~山頂~(下山)御殿場ルート~宝永山火口ルート(プリンスルート)~
富士宮口5合目の約24時間で行って帰ってくる計画。

夜通し登るので、世間では「弾丸登山」と言うようですが、私たちの場合はちゃんとした
計画を元に、安全に配慮した登山なので、決して無謀ではありません。
しかし、徹夜で登るので、山頂では気を抜くと一気に睡魔に襲われます。

出発日当日は、天気だったものの富士山は、全く見えませんでした。

三島駅に17:30に集合。12時間後には「日本一高い場所に立った男」の称号を
得られるでしょう!

みんなかなりの重装備。

「自分の安全は自分で守る」が原則であり、金銭で現地調達すれば、ここまでの装備には
なりませんが、あくまでもスカウト活動です。「スカウトは質素である」

三島駅を18:30のバスで出発。2時間で富士宮口に到着。いつもより良いバスでした!

既に手元の高度計は標高2395mを示しており、何となく酸素が薄いのと気温が15℃、
しかも最終のバスで着て夜となると、初心者はこの時点で不安になってしまうのは
仕方がない事です。夜通ししかも約6時間登りっぱなしでは、心も折れるでしょう。
でも「スカウトは快活である」なので、明るく振舞います。


個人プロジェクト「山頂までポテトチップスの袋を保てるか?」に挑戦。

5合目で、すでにパンパンに膨らんでいます。

6日の夜は、まさかの月明かりに照らされた雲海を見る事が出来ました。

三島からは富士山を全然見る事が出来ない日が続き、バスで移動している道すがらも
かなり強い雨が降っていたので、少し心配していました。
本当にラッキーでした。山頂も確認できたので、予報通り登山には最高でした。
21:30過ぎ、いよいよ山頂に向けて出発です。

ご来光に時間には、十分間に合うので、焦らず頑張ります。


道中は、大きな問題もなく淡々と登る事が出来ました。

感想としては、かなり冷え込んでいて、なかなか体が温まらず、また休憩中の
寒さ対策には、各自気を付けていました。


9合目の山小屋の前で。

だいぶ登山客も増えて来て、賑わいを増してきました。

標高3500mを越えているので、空気もだいぶ薄くなりました。

ゆっくり休みながらの登山です。







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